戦地と結婚、どっちが危険?

著者: エド先生
2019年11月14日12時00分
  1. 戦地はどれだけ危険か?
  2. 米兵の安否の実態
  3. アメリカのDVの実態
  4. 暴力の真の被害者達
  5. 「彼」より「自分」を心配すべき
  6. まとめ 誰が危ないか?

戦地はどれだけ危険か?

質問!下記の二人のうち、どちらの命が危険でしょうか?

  • 戦地にいるアメリカ人男性の兵士
  • 都会でアメリカ人男性と交際している一般女性

「戦地に決まっている!」と思う人がたくさんいるでしょう。

「都会でアメリカ人男性と交際している一般女性」が比較的に安全と思われる理由は、都会には怖いエリアはあるものの、基本は安全。交際中ならば、相手も彼女のことが好きなはずだから、喧嘩してもそれほど大変なことにならないと思うからでしょうか?

それに対して、「戦地にいるアメリカ人男性の兵士」は、戦いに負けるつもりはないとしても、死を覚悟で戦場に行った。だからこそ、兵士は国中の人から尊敬される。このために、二つの祝日がある。

Veterans Day
「復員軍人の日」、11月11日。アメリカのために戦った兵士に感謝を込める日。
Memorial Day
「メモリアルデー」、5月最後の月曜日。戦いで亡くなった兵士を悼む日。

しかし!

実は戦地にいるアメリカ人男性の方が、交際中の一般のアメリカ人女性より、殺されるリスクが低いのです。

これを聞くだけで「え?」と驚くと思いますので、実際の統計を見ていきましょう。

米兵の安否の実態

2017年に現役米軍兵で亡くなった人数は、33人でした。(ソース: Buzzfeed、33人の死亡記事も掲載[英語])

一人でも亡くなれば悲しいことですから、33人はうるうべき数字ですが、135万人の米軍からすれば0.000002%の死亡率。

つまり、戦地に行っても、兵士は無事とは言わないまでも、殺される可能性は極めて低いのです。

米軍の訓練や技術は世界のトップレベル。恐ろしいほどの力を持っています。

たとえば、1993年10月3日のモガディシュの戦闘の話を描いた映画『ブラックホーク・ダウン』(2001年)。約100人の米特殊部隊が、奇襲攻撃でソマリア国の将軍を捕らえる「簡単なはず」のミッションに失敗し、敵に阻まれ、モガディシュ市から脱走するために猛烈な戦いをした話。

犠牲者は、下記のとおり。

1993年モガディシュの戦闘
国籍犠牲者
アメリカ人18人
ソマリア人約1,000人

この事件は、アメリカ中から批判を浴びました。「他国に黙って特殊部隊をソマリアに派遣し、敵軍に見つけられて命の危機に直面してしまった100人の米兵の命を救うために、10倍ものソマリア人を殺して良いのか?」このブログでは政治的な話は控えますが、大事なポイントは、米軍は、強靭な軍事力で、被害があっても最小限に押さえる訓練を受けているため、甚大な被害を受けることはまずないのです米軍は技術力も訓練もしっかりしているから、簡単に殺されません。

アメリカのDVの実態

前のセクションでは、米兵が戦地に行っても意外とリスクが少ないことを説明しました。

では、少し話は変わりますが、DVの被害は、アメリカでどのぐらいでしょうか?

DV
ドメスティックバイオレンス、家庭内暴力

政府の公開されている統計によると、60秒ごとに20人が襲われます。一年で10,000,000人以上の被害者が出る。(ソース: アメリカ疾病予防管理センター (CDC)[英語])

アメリカでは、2時間ごとに女性が配偶者に殺されます。こう書いたのは、有名人のDVやストーカー対策を担当するセキュリティー会社の社長だったギャヴィン・ディー・ベッカーです。今は世界一お金持ちのアマゾン社長ジェフ・ベゾスの専属セキュリティーを担当しています。(ソース: Gift of Fear[英語])

つまり、アメリカでは、年間4,000人以上がDVで殺されています。

あまりにも怖い事実ですが、アメリカでは、「異国の軍隊」や「テロリスト」より、「家族」に攻撃される人の数が圧倒的に多いのです。

暴力の真の被害者達

ここまでの話をまとめると、「戦地で殺された兵士」と「DVでパートナーに殺された人」の数を比べることができます。

アメリカ人死亡原因2017年
カテゴリー人数
戦死33人
DVで死亡4,000人以上

驚くかもしれませんが、アメリカでは、戦地で戦士が殺されるより、結婚している女性が夫に殺されるほうが、圧倒的に多いということになります。

日本人女性

エド先生、反論です!2017年の33人の兵士ですが、当年、アメリカは戦争中ではありませんでした。アフガニスタン戦争やイラク戦争のような戦争中の時は、戦地の被害が断然多いはずです。

確かに戦争になると亡くなる兵士が多くなります。では、イラク戦争とアフガニスタン戦争のデータを見てみましょう。 米国国防総省によると、8年間にわたったイラク戦争(2003年〜2010年)は、総計で4,423人(米兵の数)が亡くなりました。(年平均: 553人)

また、13年間のアフガニスタン戦争(2001年〜2014年)は、総計で2,351人(米兵の数)が亡くなりました。(年平均:181人)

イラク戦争とアフガニスタン戦争は並行して続き、最も犠牲者が多かった年には、約2,000人もの犠牲者を出しました。

しかし、繰り返しになりますが、DVでパートナーに殺される人数は毎年4,000人以上です。

ですので、とても悲しい計算になってしまいますが、イラク戦争とアフガニスタン戦争が並行して行われた時ですら、アメリカ国内DVで殺された人の数が戦地で殺された兵士の倍の数にのぼりました。

「彼」より「自分」を心配すべき

このブログはミリタリー詐欺についてですが、これまでは戦地で兵士たちが実際に向き合っている現実について述べました。詐欺を見抜くために、真相を知っておく必要があるからです。

そして、アメリカ国内のDVについても触れました。あまりにもひどい状況ですが、アメリカ人と付き合っている、あるいはこれからアメリカ人と付き合いたいと思っている女性は絶対知っておくべき情報です。

アメリカには紳士もたくさんいますが、クズな男性も腐るほどウヨウヨしています。

彼らのせいで、普通の付き合いは戦地以上に危険となっています。

したがって、自分の彼が本当の兵士だとしても、彼のことより自分のことを心配すべきです。自分の方はリスクが高いのですから。

まとめ 誰が危ないか?

  • 米軍は戦地に行ってもあまり殺されません。
  • アメリカはDVの多い国です。2時間ごとに、女性が配偶者に殺されてしまっています。
  • 毎年、DVで殺されるアメリカ人女性が戦地で殺される米兵の数をかなり上回っています。
  • イラクとアフガニスタン戦争が並行線で進んでいた時にも、一年で亡くなった兵士の倍以上の女性が夫に殺されてしまいました。
  • 遠距離でも男性と交際する時、彼の安全より、自分の安全を常に優先すべきです。間違いなく、あなたの命の方が危ないから。

この記事は、『米軍ミリタリー詐欺』の電子書籍から抜粋。

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