ミリタリー詐欺に騙されない最低限の知識(死ぬ前に…)

著者: エド先生
2020年1月2日12時00分

「明日死ぬかもしれない」は詐欺

「米軍兵士」と名乗っている詐欺師は、戦地にいることで同情を取ろうとして、たとえば、このような話をします。「戦地は怖いです。明日、特別な任務で、死を覚悟して任務に向かわなければいけません。」

で、米兵は戦地に行っても、あまり殺されないと説明しました。

詐欺師

〜詐欺師のセリフ〜 「今後のミッションで死ぬかもしれない。」

「ミッションで死ぬかも」は100%詐欺です。

冷静に考えましょう。戦地にいる兵士が、そこにいない人に任務のことを事前に言うはずがありません。

これは、軍隊のセキュリティーの問題です。事前に誰かに言ってしまうと、情報が敵に知られる可能性があります。「恋人」のような信用関係でも、ネットで言った時点で第三者に聞き盗みされる可能性があります。そのため、軍の規則で軍事計画を明かすことは厳しく禁止されています。

これは「Need to know」(知る必要のある人にのみ知らせる)方針と呼んでいて、米軍だけでなく、世界各国の軍隊の情報セキュリティーの基本の基本です。

まとめ

「明日、ミッションで死ぬかもしれない」は詐欺です。事前にミッションを戦地にいない人に知らせることはありません。

「亡くなる前に物を送りたい」は詐欺

詐欺師

〜詐欺師のセリフ〜 「次の任務で殺される可能性があるから、自分の大事なものをあなたに送りたい。」

これも詐欺の定番です。

万が一、兵士が亡くなってしまったら、一般人と同じく、遺言状のとおり、亡くなった人の物が分配されます。兵士が事前に恋人に送る必要はありません。

つまり、この類は確実に詐欺と断言できます。

だいたいは、「送りたい物」の中に宝石などが入っていると言ってきますが、よく考えてみましょう。宝石が入っているというのはおかしい話です。

戦地で死ぬ可能性のある人は、当然、戦地にいるはずです。そもそも、宝石類のような価値あるものをわざわざ戦地まで持ってきているはずがありません。戦争に出発する前に、必ず軍隊の荷物検査があり、不要なものの持ち込みができません。

まとめ

「次のミッションで死ぬかもしれないから、物を送りたい」は詐欺です。「誰かに預けたい」のようなものは、戦地に出発する前に誰かに預けているので、戦地まで持ってくることはないのです。

この記事は、『米軍ミリタリー詐欺』の電子書籍から抜粋。

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